スティーブウォズニャックにお会いして来ました

ウォズの魔法使い、あの有名なジョブスと共にAppleを創業したステファン・ゲーリー・ウォズニアックStephen Gary Wozniak1950年8月11日 – )とお会いしてきました。

非常に光栄ですし、彼が何を語るのかはとっても興味がありました。直接話しをお聞きする機会を得れて非常に嬉しかったです。

何故会えたかの理由について

あまりに有名な人物なので、知ってる人も多いでしょうが、彼の経歴を簡単に紹介しますと。

1950年8月カリフォルニア生まれの66歳。東京コミックコンベンション2017 名誉顧問。コンピュータ・エンジニア。
スティーブ・ジョブズやロン・ウェインらと共に商用パーソナルコンピュータで世界初の成功を収めたApple社の共同創立者の一人。
マイクロコンピュータである「AppleⅠ」および「AppleⅡ」をほぼ独力で開発し、「テクノロジーの王」として称されている。
革新的で重要な技術の開発に多大な貢献をした発明家に対し、米国大統領から授与される「アメリカ国家技術賞」を受賞している。

と、まさにAppleの「産みの親」なわけです。会おうと思っても会うチャンスが中々ない方ですね。

友人でありジム仲間でもある市村よしなりさんが、コミコン主催時にスティーブ・ウォズニアックを呼ぶということで、是非にとお願いして(笑)彼の講演会に参加させて貰ったという経緯です。

ウォズニアック氏は、コミコンの名誉顧問でもあり、普段彼はお金では例え億だされてもいやな講演には絶対に出ないことで有名です。
なんと、これだけ有名人にも関わらず過去に行った講演の回数はたったの4回という(笑)

そんな、超希少な講演会を、今回は行ってくれると言う話になり、
急遽参加を決めた感じで行ってきました(笑)

iPhone意外にも様々な素晴らしい製品をリリースして、世界でもっとも有名な会社の創業者の一人と直接お会いできる機会なんてそうそうありえません。

当然チケットは即売れですし、映画や小説などで、彼らの活躍を見てたので、本人とあえてさらに写真まで撮れたのは、超ラッキーでした(笑)

彼の講演内容

やはり一番感銘を受けたのが、発想の根幹に、人々をワクワクさせることであったり、より笑顔を作ることを据えていることですね。

やりたいことが、目新しいことによるお金儲けではなくて、新しい技術を使うとどうやって人をワクワクさせることが出来るのか、役に立てれるのかというところから発想をスタートさせている点です。

またやはりエンジニアの神様みたいな人なので、夢は夢として抱きつつ、現実をしっかりと認識して開発に挑む必要性を、おっしゃってました。

新しいSNSとブロックチェーンの組み合わせの発想も語ってくれましたが、まさにそんな感じでした。

グーグルやフェイスブックなどが現在提供しているSNSとは違ったものが出てくると。
別記事から抜粋してみます。

現在のSNSは「利用者のリプライやメール、見ているものとか行く場所といった個人情報を把握して利用し、広告収入でお金を稼いでいる。我々やあなたの人生を利用してお金を稼いでいる図式だ」
「これに変わる新しいSNSのあり方が出てくると思っている。あなたの個人情報があなたに支払われるというものだ。ブロックチェーンの技術によってあらゆるところから情報が出てきて、それが新しい情報だと承認され、それが自分の出した情報なら、あなたが値段を提示してお金が得られるようになると思う」(参考

内容としては、情報をSNSを通じて編集しブロックチェーンとして利用したい企業から広告収益を得て皆に分配するという発想ですね。

収益分配の発想で出来たSNS単独では失敗した事例も、個人情報を提供するタイプのブロックチェーンもすでに出来てきてますが、イメージとしてはこれらの掛け合わせかなと思います。

これを語ったのが、彼でなければ、対して興味の持てる話ではなかったかもしれません。
一つ間違えるとお金儲けのためのという切り口だけになってしまいますから。
ただ、個人が自分の情報でありスキルから直接対価を得られるような仕組みを発展させていくことは正しいと思います。

そして、このこと自体をユーザーがどうやったら楽しめるのかという視線ありきで考えるのであれば、面白くなるとは思います。

出来ないことではなく、地に足をつけたところから積み重ねていくことの大切さも、
自分のやりたいことを追求する大切さや、憎しみや後悔のとらわれずに幸福に進める大切さなども改めて教えてくれました。

お会いできて非常に嬉しかったです。

改めて・・・

ジョブスが大きく目立つので、ある意味彼については間違った風説も出ていたりしております。
当人が語った本もまたappleの創業の話の理解に繋がり大変興味深いので、おすすめします。

地に足をつけて、現実を見ることの大切さを訴えながらも、夢を追いかける楽しさやワクワクすることを事業の真ん中に置くという発想は素晴らしいと思います。
お会いできて大変光栄でした。